■中国がゴールドに裏付けられた国際通貨の発行に乗り出す!
(China Launching Gold Backed Global Currency!:8月17日英語版配信分)


http://beforeitsnews.com/alternative/2012/08/china-launching-gold-backed-global-currency-2451114.html


2012年8月12日(日)


中国は「ゴールドに裏付けられた」新たな国際通貨を発行するため、正貨準備
に蓄えている全てのゴールドを、より小ぶりな1kgの地金に鋳造し直そうと忙
しく動いている。このことは、ロシア、日本、チリ、ブラジル、インド、イラ
ンと貿易協定を最近結んだことの根拠であるのに疑いはない。近い将来、さら
に多くの国々が、中国との新たな貿易協定を結ぶことが予想される。

GATA(※1)では現在、恐らく保管口座に蓄えられていたであろうゴールドの内、
80%はかなり前から無くなっているものと見ている。割り当てられている自分
たちのゴールドを回収する顧客たちは、そのことで多くの問題を抱えており、
彼らがなんとか現物を手にできたとしても、刻印された製造番号は、彼らが当
初知らされていたものを有してはいないのだ。取り置かれているゴールドのど
のくらいが、現在1kgバーになっているのか怪しむしかない。

Jim Willie氏が最近執筆した記事「Hat Trick Letter」からの抜粋をここに掲
載する。


▼金地金を鋳直す中国

大きな金の延べ棒を1kgの小さな地金へ大量に鋳直すという大胆な計画を、中
国は順調に推し進めている。世界貿易や間違いなく世界の銀行システムを崩壊
させることになる、ある重要な出来事が引き起こされつつあるのだ。ゴールド
を鋳直すという大計画は、中国が新たな貿易決済システムの準備を行なってい
ることを示している。貿易の支払いを支える、ゴールドを基にした新たに考え
得る通貨制度の基礎を、彼らはそうやって構築しているに違いない。初めは貿
易向けに、その後、銀行取引に活用されるだろう。米財務省長期証券の化けの
皮は剥がされることになる。この中国のプロジェクトは、借金をベースとした
米ドルのシステムが崩壊することの準備だと見てほしい。中国人は、ロンドン、
ニューヨーク、スイスから、何千トンもの金の延棒を持ち込んでいる。もはや
オンスという重量単位ではなく、キログラム単位で彼らはその延べ棒を鋳直し
ているところなのだ。大きなグッド・デリバリー・バー(※2)は、中国で1kgバー
に少量化され保管されている。鋳直しプロジェクトが中国ですべて完了したか
どうかは定かでないが、その経験と能力の豊富さから、スイスの複数の鋳造所
が加わっているかもしれない、という若干の徴候が見られている。

ロンドンで鋳直しが行われているという話は、私の最も信頼できる情報筋から
確認されたものである。中国人が、銀行の新たな準備金制度と共に始まる新た
な取引決済システムの形態に備えている、ということは間違いなく明らかなこ
とのようである。中国国内の個人投資家や資産家たちが入手できるよう、相当
な量の新しい1kgバーを作っているのかもしれない。彼らは、銀行業のために
発行している悪しき米国財務省発行の長期債券を放棄するだろう。しかし、も
しかするともっと大きな何かが関係しているのかもしれない。恐らく、タング
ステンに金メッキを施したバーの件に関して正式な調査が秘密裏に行われてい
る。2010年の初め、タングステンで塩漬けされたバーの流出が大きな話題となっ
たが、明らかに極秘扱いされている。その出処はフォートノックスで、在庫品
がこっそりとすり替えられていたのだ。


【訳注】(※1):自由で透明性のある金市場を再建するために、1999年に
アメリカで設立された国際的な委員会。ブリオンバンク(金取引を行う投資銀
行)などが行う金の価格操作に反対し、率先して反トラスト運動を実行し続け
ている。金価格を操作しようとする陰謀の存在を主張し、訴訟を実行するため
戦い続けている組織である。

【訳注】(※2):ロンドン金市場において取引される「適格受け渡し基準に合
格した金地金」を指す