■ミチオ・カク博士:福島原発の原子炉は「時を刻む時限爆弾」
(Kaku: Fukushima reactors “a ticking time bomb”:12月19日英語版配信分)


http://enenews.com/kaku-fukushima-reactors-like-ticking-time-bomb-catastrophe-beyond-comprehension-major-pipe-break-quake-video


2012年12月7日


ラジオインタビューの全編はこちらからご覧ください。
http://www.radio4all.net/files/ggluvsjojoco@gmail.com/4630-1-CINDY_CSSB_120912LQ.MP3


ミチオ・カク:福島原発の原子炉は「時を刻む時限爆弾」-もし主配管の破壊
や地震の発生があれば、「理解し難い大惨事が待ち受けている」


開始5:00にて

原子炉はいまだに時を刻む時限爆弾のようなものです。もし、地震が続発した
り、さらに配管が破壊したりすれば、災害がもう一度引き起こされるという事
態に陥ります。


開始13:30にて

区域内には、様々な劣化状態にある5基の原子炉があることに気付いてくださ
い。事故は決して終わっていないのです。地震が続発したり、あるいはさらに
配管が破壊したりすれば、災害がもう一度引き起こされるという事態に陥るで
しょう。最悪のシナリオとして、もし主配管の破壊や地震が続発すれば、作業
者たちを避難させなければならなくなるでしょうし、現場ではポンプが機能し
ていないことから、手作業で、手作業で原子炉に水を注入しなければならなく
なりますが、作業者たちはいないが為に、状況の急速な悪化状態に陥ることに
なるのです。すべての作業者たちを避難させる時点で、水位レベルは降下し始
めるでしょうし、その後ふたたび各原子炉が溶融し始め、原子炉格納容器は破
裂するでしょう。それは、コントロール不能な量の放射線を周囲環境へ放出す
ることにつながります。そして、それが理解し難い大惨事なのです