8月6日 沖縄トランスミッション
弥勒菩薩ラエルのスピーチ日本語訳

動画はraelacademy.org より
[The survival of humanity]をご覧ください。

2016-08-13-16-01-58


8月6日のこの祝日は、毎年多いに感じ入るものがあります。
12月13日の祝日も、エロヒムと最初の接触があった日で、すばらしい日です。10月7日は、2度目の接触のすばらしい祝日です。4月第一日曜は、一番おめでたい祝日です。人類が初めて創造された日ですから。 
 
ですが、8月6日は広島で遊んでいた子供達や日々の営みを送る人々が、米軍の狂気によって一瞬にして殺された、忘れてはならない悲しい日です。それは人類史上最悪の戦争犯罪であり、最悪のテロ行為でした。広島に比べたら9月11日なんて鼻クソみたいなものです。3,000人の死もひどいですが、一国の政府アメリカ合衆国政府の決定によって30万人が殺されたのです。
 
少数のおろかなテロ行為ではなく、政府の決定で、です。政府の冷血な決断によって軍事目標でなく、国際法で禁止されている都市を攻撃目標にしたのです。戦争のルールでは軍事目標を爆撃できますが、都市に軍事基地がなければなおさら違反です。オバマが広島に来ましたが、信じがたいことに謝罪していません。アメリカ人は、日本はパールハーバー攻撃に謝罪しないのに我々がなぜ謝罪するのか、と言います。それは大違いです。パールハーバーは軍事目標で、何十万人もの軍隊が日本への攻撃準備をしていたので、攻撃は日本の自己防衛だったのです。
 
現地で市民150人が死んだでしょうが、日本軍が故意にそうしたわけでなく、アメリカ人が今日言う「巻き添え被害」でした。(※訳注「巻き添え被害」は、米国が無差別攻撃で敵国の多くの市民を巻き添えにして、戦争だから仕方がないと使用している言葉)しかし、日本は戦争の国際的ルールに従ってパールハーバーの軍艦を目標にしました。広島と長崎への原爆投下とは完全に違います。米国が、恐怖を作り出すために、罪のない市民を目標にしているからです。辞書によると恐怖を作り出す行為を「テロ行為」と言います。広島と長崎への原爆投下は完全にテロ行為です。よって、パールハーバーと広島を比べるのは正気ではありません。「かえる」と「ぞう」を比べるようなものです。
 
というわけで、8月6日は、人類史上一番悲しい日です。人類史では、ジュリアス シーザー、アレキサンダー大王、ジンギスカン、ナポレオン、アドルフヒットラーなどその他多くの犯罪者がいますが、誰ひとりとして30万人の人々を一瞬に殺した人はいません。誰ひとりとしてです。一瞬で100人、200人、1,000人の殺害はあっても、一瞬で30万人の殺戮は歴史上初です。だからこそ、この原爆投下は全人類史上最悪の戦争犯罪なのです。このことで米国は、戦争犯罪の世界記録としてギネスブックに載るべきです。
 
その日、エロヒムは泣きました。30万人の平和的な人々が何の理由もなく死んだのです。日本はすでに降伏の準備ができていました。というのも、米軍は日本の100以上の都市を爆撃しており、日本政府は降伏の準備があったのです。それを知っていたにもかかわらず、米国は広島を破壊すると決定したのです。破壊は全然必要なかったのです。全ての歴史家が、原爆は不要だったと言っています。でも、米国はソ連政府を脅かすために実行しました。当時、ソ連には原爆がありませんでした。米国は日本に対してでなく、ソ連に対する脅威をつくりだすために何十万人もの日本人の命を犠牲にしたのです。日本人の命は重要ではありませんでした。それが米国の考えなのです。沖縄には、多くの米軍基地があり、米国は中国とロシアに対して戦争をしかけています。米国が中国と戦えば、中国は米国本土ではなく、米軍基地がある沖縄を爆撃します。両国とも沖縄のことなどおかまいなしです。米国が長崎や広島のことなど、どうでもよかったように。
 
だからこそ、沖縄の人々が米軍基地を現地から追い出すことがとても重要なのです。米軍は美しい楽園である沖縄にいてはいけないのです。彼らは米国と中国の衝突で、沖縄を最初の標的にするからです。ですから、皆さんも米軍を追い出すよう全力で抗議し、あらゆることをしてください。
 
沖縄は特別な場所ですから、平和の地であるべきです。沖縄は中国と多く関わっています。昔、中国と沖縄は兄弟のようでした。沖縄は日本とよりも、中国とより深くつながっていました。沖縄の家々には、本土にはない小さな獅子があって、それらは中国の文化です。沖縄と中国が当時友好関係にあったことから来ています。沖縄は、米中の戦争の道具ではなく、国連の保護のもと、沖縄の島を非武装化して、米中の平和の道具になるべきです。私たちには、平和の道具が必要なのです。
 
最近、私は沖縄の政治家と話して、あることを提案しました。沖縄は国連に島を提供し、国連本部をニューヨークから沖縄に迎えるべきだと。国連本部は、好戦国のニューヨークにありますから、沖縄に移すべきです。沖縄にある国連本部が、平和と沖縄の未来を保障することを提案しました。彼はこの提案を喜んでいました。これが実現できることを望みます。私は沖縄を平和な島にできるよう貢献したいと思います。この地が世界のモデルとなるように。まずは、米軍を沖縄から追放することです。沖縄を危険な場所にし、違法に原爆を保有し、騒音と共に海や上空を汚染し、兵士が沖縄人女性をレイプしている…米軍は帰国すべきです。「ヤンキーゴーホーム(アメ公、帰れ)」です。このようにして、私たちは、人類生存のチャンスを増やすことができます。
 
毎年8月6日に、私はその前夜にエロヒムがくださる、人類の救済可能な新たな確率を公表します。今年の報せは悪くも良くもあります。数字は昨年と同じだからです。99.5%とかだった、その自滅の確率は非常に良くない数字ですが、もっと悪くなることもありえたのです。過去10年間、毎年自滅のチャンスは上がっていましたが、今回初めて上がりませんでした。それは良いことです。
 
中国とロシアのおかげです。米国が世界の超大国である限りは、欧州のように世界中全ての国々を攻撃し侵略しようとするでしょうが、ほぼ同じ勢力の国が出現すると、オッと言って怖がり始めます。米国の素行はまだひどくはありますが、中国とロシアの「事実上の同盟」のお蔭で、2大勢力の均衡が平和への鍵となるのです。事実上(Defacto)とはラテン語です。中国とロシアは周辺を米軍基地に囲まれていますから、両国が手を組めば米国より強大になります。すると、米国は臆病ですから怖がります。米国は自分達のほうが強いと確信するときだけ相手国を攻撃します。彼らは自国が強いことを確認して、パマナや小国のアフガニスタンを攻撃しました。かなりの小国イラクや小国ニカラグアをも攻撃しました。中国とロシアは別です。この勢力の均衡のおかげで、世界が突然米国に、もう十分だと言ったのです。というわけで、地球自滅のチャンスは毎年上がっていましたが、突然上がらなくなったので、私は来年からどんどん下がって行くことを期待しています。
 
米国の弱体化が、人類の未来への鍵となります。米は、中国とロシアに原爆を送ったら、両国から同じ数だけ返ってくるのを知っていますから。彼らは、ニューヨーク、ロサンジェルスやワシントンが直ちに爆撃されるのを恐れているのです。こうして、平和が訪れます。唯一の解決法は、原子爆弾全てを破壊することです。その日が来ます。国が同じ数の原爆を持ち始め、ある頭のおかしい軍人がボタンを押したら私たち全員が死にますから、ちょっと待って、数を減らそうと言い、徐々に減らしていきます。そうしなければ私たちは死ぬのだから。勝者はいません。もし世界核戦争が起きたら、勝者はいません。全員が死ぬから敗者になるのです。

だから、平和が解決方法です。世界の軍事勢力は平和に向かうしかないのです。それは良い報せです。二度と広島を繰り返さず、二度と戦争犯罪を繰り返さないよう、永遠に続く平和のために。中国とロシアのおかげで、私たちは、今、新しい時代に入いろうとしています。
 
良い新年を迎えてください。


日本ラエリアンムーブメント

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