この繊維からは最高のセーターは作れない
かも知れないですが、引っぱられる際に、
それは電気エネルギーを発生させます。
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国際科学者チームらは新しい素材(「ツイス
トロン・ハーベスタ」と呼ばれる)である、
三つ編みのように編み込んだカーボンナノ
チューブの紐を、電解質ジェルへ浸水させ
ることによりこれを開発しました。
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電解質ジェルの中で張力をかけ引っぱられた
時に、カーボンナノチューブの繊維は発光
ダイオード(ビデオの中でわかるように)を
発光させるに、十分な電力を発生させます。
研究者はこの繊維をシャツに縫い込んだ場合
着用者の呼吸運動から、電気を集めることが
できると、サイエンス誌上で発表します。

ツイストロンを並行に束ねられれば、より
多くの電力を発生させることができ、最大
発電量は1kgあたり、250ワットにまで
達するとのことです。
これらの計測可能な性質から研究者らは
このカーボンナノチューブが、確実に
運動エネルギーを取得できる手段になり
得るとのコメントをしています。